「琵琶湖発人間探訪」では、滋賀県を拠点にして文化の継承や地域社会のために、さまざまなかたちで活躍される方々を取材し紹介しています。
昭和63年からアヤハグループ社内報の中で掲載してきましたが、こうした方々の活動や思いを広く知っていただく一助となるようアヤハグループWEBサイトでも公開しています。
栄養学博士(栄養学)・管理栄養士・公認スポーツ栄養士であり、日本高野連理事、琵琶湖ビジターズビューロー理事でもある、立命館大学 スポーツ健康科学部教授、海老久美子さん。健康経営を推進する当社との親和性も高く、今年のオータムフェスタではお弁当の監修をお願いしました。長年アスリートたちの食を支えてきた海老さんならではの、地域の未来をおいしく豊かにする取り組みについて伺います。
(2025年8月取材)
滋賀県で唯一の造船所「杢兵衛造船所」の代表取締役社長を務める仲野薫さん。今年4月には「黄綬紋章」を受賞されるなど、造船業はもちろん琵琶湖の観光振興や環境保全にも大きく貢献しておられます。琵琶湖とともに育ち、琵琶湖をこよなく愛する仲野さんが次世代に願う想いとは。造船技術の進化や、琵琶湖の昔と今を紐解きながら、持続可能な未来へのヒントを探ります。
(2025年5月取材)
一般社団法人しがごとまるごと協力隊ネットワーク(以下、しがごとまるごと)の代表理事として、地域おこし協力隊のサポート事業などを行う藤田彩夏さん。また、都市農村交流を軸とした事業を展開する合同会社代表の顔も持っておられます。若くして地域の課題を見つけ、解決に向けてチャレンジすることになったきっかけとは。行動力の裏にある想いを聞いてきました。
(2025年2月取材)
草津市に伝わる民俗芸能「参弥礼(サンヤレ)踊り」は室町時代から始まったといわれ、今も草津市内の7つの地域で行われています。今回はその1つである下笠の参弥礼踊り保存会で会長を務める山元さんと、副会長の長谷川さんに参弥礼踊りの歴史やこれからの願いについて伺いました。
(2024年10月取材)
大津市仰木で棚田保全や地域活性化の活動をされている上坂雅彦さん。名刺の肩書きには「八王寺組」の会長をはじめ、大津市農業委員、大津市地すべり対策協議会の会長など、さまざまな組織の役職が並びます。本業は保険代理店の営業さんですが、こうした地域活動に注力されている原動力は何なのか、後世への想いも含めて伺ってきました。
(2024年9月取材)
『戦後モデル』からの脱却をテーマに、これからの『最適化社会』へ改革していく新機軸を次々と打ち出されている二之湯さん。その活躍フィールドは幅広く、経済・経営・文化・教育・スポーツ・医療・観光・食など多岐にわたっています。今回はそんな二之湯さんの活動について、支援先の方々とも一緒にお話を伺いました。
(2024年4月取材)
エイスクエアで毎月子ども向けのワークショップを開催している、滋賀ものづくりネットの浦谷さん。
伝統的な漆工芸の技法と最先端の素材を融合させ、今までになかった斬新な作品を次々と手がける大町憲治さん。滋賀県から京都へ、そして現在は幅広いフィールドで活躍される大町さんの創作活動の源とは?歳を重ねた今だからこそ語れるとおっしゃった人生訓も含めて、工房でたくさんの美しい作品を前にたっぷりとお話を伺いました。
(2023年11月取材)
120年もの間、湖北の地で愛されてきた江北図書館。JR木ノ本駅前、昭和の面影を残す1937年築の建物にあって、その蔵書も時代を遡るものが多数そろいます。現館長の久保寺容子さんも、他館にはない個性をもつ同館に魅せられた一人。本や地域への思い、図書館を次代に引き継ぐための奮闘について伺いました。
(2023年8月取材)
2021年12月、大本山 石山寺第53世座主(大寺の寺務を統括する首席の僧)に就任された鷲尾龍華さん。30代の若い女性座主ということで注目を集めていますが、ご本人はとても自然な流れで仏門に入られたというのが印象的です。そこで今回は鷲尾さんの生い立ちから現在のお役目、これからの願いについて伺ってきました。
(2023年5月取材)
日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニング・センターで使われた調教馬のゼッケンを、滋賀県内の障がい者の手で「steed(スティード)」の遊び心あるオリジナルバッグに。この人気商品が生まれるきっかけを作ったのは、NPO法人滋賀県社会就労事業振興センター理事長・城貴志さん。その経緯や背景にある想いを伺いました。
(2023年2月取材)
東京2020パラリンピックの「ブラインドマラソン(視覚障がい者マラソン)」で、見事5位入賞を果たした藤井由美子選手。40代後半で初めて国際大会に出場して以来、自己ベストを次々と塗り替え、年齢や障がいに関係なくチャレンジできることを証明してこられました。今回はそんな藤井さんのマラソンにかける想いを伺います。
(2022年11月取材)
今春、エイスクエアで『アニマルピクニック』という切り絵アート展を手がけられた早川鉄兵さん。今にも動き出しそうな愛らしい動物たちが生まれた源流はどこだったのか。米原のアトリエにお邪魔し、切り絵作家になるまでの物語や、滋賀で制作活動を続ける理由、新たな表現の可能性について伺ってきました。
(2022年8月取材)
今回訪れたのは、長浜市の南東部に位置する西黒田地区。きんたろうゆかりの里ともいわれ、小丘陵が点在する自然豊かな地です。そこで認定NPO法人つどいの理事長として活躍される川村美津子さんに、新しい社会デザインとして注目されるノウフク連携の取り組みや、地域に対する想いを聞いてきました。
(2022年4月取材)
「わぁ~!」と大きな歓声があがる。大人も子どももキラキラした目で追うのは、今まで見たことのない巨大なシャボン玉。その横で微笑んでいるのが、シャボン玉名人の鯰江さんです。高校で化学の教員をしていた経験や知識を活かし、定年後も輝き続ける鯰江さんのシャボン玉にかける想いや人生訓を伺いました。
(2022年2月取材)
神社仏閣や御神輿などを華やかに彩る金色の錺金具。そこに絵や文様を打ち描くのが彫金師と呼ばれる職人です。小林浩之さんは、今では全国でも希少となった手仕事で彫金を施す「小林彫金工芸」の四代目。三代目の父の背中を追いかけ、ものづくりに真摯に向き合い続ける日々の誇りについて伺ってきました。
(2021年10月取材)
生まれ育った滋賀県・高島市の豊かな自然をバックボーンに、四季折々の植物や花を瑞々しく描く河本万里子さん。これまで数々の展覧会を開催し、受賞歴も多数という華々しいご活躍の裏には、地道に積み上げてきた時間があります。日本画への静かな情熱をたぎらせる河本さんの自然に対する想いに触れてきました。
(2021年7・8月取材)
健康生活創生研究所所長であり、滋賀県顧問、綾羽顧問、京都大学名誉教授でもある笹田さん。医師として50年間活躍されてきた経験をもとに、「子どもはのびのび、若者ははつらつ、お年寄りはいきいき」とした滋賀県の健康づくりに貢献されています。長年の知見から到達された氏の“健康観”と理想の社会について聞いてきました。
(2021年5月取材)
フードバンクとは、まだ食べられるのに処分される食品を、食べ物に困っている人に届ける社会福祉活動のことです。
ロンドンオリンピック出場経験もある棒高跳び選手の我孫子智美さんは、まさに滋賀が生んだトップアスリート。
滋賀で生まれ育ち、関西を中心に俳優として長いキャリアを築いている西村頼子(にしむらよりこ)さん。
熱戦の舞台は人工芝のフィールド。
澄みきった青空のように、包み込むオレンジ色の琵琶湖のように…。
日本六古窯のひとつに数えられる滋賀県・信楽。
滋賀を拠点に、全国で科学の学習を通じて人材育成に取り組む、「子どもの理科離れをなくす会」代表の北原 達正さん。同会の目的は、子どもたちが将来社会で活躍するための基礎づくり。北原さんの教育に対する想いや、親として、ビジネスパーソンとして、私たちが知っておくべきことを伺いました。
(2019年4月取材)
大きく広がる空、土や緑の匂い、流れる風と雲。
滋賀で唯一の「つづれ織り」の織元として、今も手作業で美しい織物を生み出している清原織物。その11代目・清原聖司さんは建築関係の仕事から家業を継いだ経歴の持ち主です。
昔ながらの手作り製法にこだわり、変わることなく鬼瓦を手がけてきた美濃邉鬼瓦工房。その4代目である美濃邉 哲郎(みのべ てつろう)さんは文化財の復元を通じて、江戸時代の職人の心意気や凄みを感じるといいます。
琵琶湖の源流である奥永源寺地域。
鮒ずし、あゆ煮、海老豆など、琵琶湖が育んだ豊かな恵みから生まれた滋賀県独特の食文化。代々受け継がれてきたこのローカル食を次代に残していきたいと、琵琶湖の地産地消と産地直送にこだわったお店「BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)」を立ち上げた中川知美さん。その想いとこれから描く夢を伺いました。
(2018年2月取材)
滋賀に伝わる能楽・能面文化の歴史は古く、 その芸の高さは全国有数だったといわれています。
淡く気品のある輝き、 表情豊かな色味や形…。 古くから海外でも愛されてきた 「びわ湖真珠」の美しさに魅了され、 大津に店舗をオープンされた 神保真珠商店の3代目・杉山知子さん。
高島市にある「森林公園くつきの森」の資源を活かし、未来へ伝える活動を行っているNPO法人麻生里山センター。
「まずは寛いで…。」と、抹茶と和菓子を振る舞ってくれたモーア・オースティンさん。