当社の企業理念の意味するところは、地域社会の人々やお客様との確かな信頼関係づくりをふまえて、アヤハをとりまく様々な社会環境の変化とその進化にふさわしい人財の開発・育成に取り組み、事業の革新や新しい事業の開発に挑戦し続けるというものです。
企業は、業種・業態の違いや規模の大小にかかわらず、社会や顧客との深い関わり合いによって成り立ち、かつその関わり合いの中で、共に進化しながら社会的存在価値を高めていきます。
したがって、企業の使命や役割は、企業をとりまく社会や顧客の進化に合わせて、自らの事業やサービスのあり方などを革新し続けることにあります。その意味で、「社会や顧客にどう役立つか!」をつねに自問自答する社員一人ひとりの心構えが、何よりも大切になります。
また、企業は、その企業で働く社員との深い関わり合いによって成り立ちます。つまり企業は、社員一人ひとりの自らの目標や課題に挑戦する情熱やエネルギーによって支えられ、そして、その成果を社員一人ひとりの達成感の“歓び”や生活の向上というかたちで分かち合う――そうした企業と社員との相互依存的な「信頼関係」づくりが、企業の成長・発展を支える「礎(いしずえ)」となります。
「アヤハ理念」で謳(うた)う「企業生活」とは、「企業と社員」そして「社員と顧客や社会」との信頼関係づくりであり、それが「社会とともに歩む」企業体質づくりといえます。その意味では『企業生活を通じて、社会とともに歩む。』という「アヤハ理念」は、私たちをとりまく様々な環境変化をふまえて「つねに社会や顧客の進化にふさわしい人財育成と事業革新に挑戦し続ける!」との決意表明です。
アヤハの全ての社員がこの「理念」を共有し、たゆまぬ改革・改善活動に挑戦していくことが、各々のたずさわる事業の成長と発展に結びつくことになります。
平成6年以降、アヤハは長期戦略ビジョン「快適生活応援企業」を掲げ、事業運営を続けてきました。
しかし、モノがあふれ、人々の価値観が多様に変化している現在は、これまでの「応援」する立場だけでは、社会や顧客がもとめる「体験価値」「関係価値」を提供できず、評価が得られなくなってきました。また、世の中では自分の居場所がないと感じたり、将来に不安を感じたりする人が増えています。
そこで、令和4年に「アヤハは、みんなに居場所がある街をつくります」というアヤハグリーン経済宣言を掲げました。持続可能な地域社会を実現し、すべての人に居場所があり、安心して健康に暮らせる街づくりを通じて、一人ひとりのお客様に「自分には安心できる居場所がある」と感じていただけるようなビジネスを展開していくという宣言です。
これから私たちは、長期戦略ビジョンとしてアヤハグリーン経済宣言を基軸とした事業戦略を遂行し、創業100年に向けての歩みを確かなものにしていきます。
私たちアヤハグループは、企業理念である「企業生活を通じて、社会とともに歩む。」のもと、4つの信条を大切にしています。
地域主義
私たちは、つねに社会環境や自然環境との共生を大切にして、地域社会の活性化と持続的な発展に貢献します。
顧客主義
私たちは、つねに顧客の立場に立って考え、より高い品質の商品とサービスの創出を通じて、顧客との確かな信頼関係を築きます。
人財資本主義
私たちは、社員一人ひとりの挑戦意欲を大切に、個々の資質と能力を高めることによって新しい「アヤハの力(ちから)」を創り続けます。
現場主義
私たちは、"企業の進化は現場から始まる"との考え方に立って、現業の最前線である現場の課題を共有し、より質の高い仕事を通じてチームワークの強さを最大限に高めうる職場風土をつくります。