落書き消し隊
ごみを拾いながらの夜の巡回活動
ショッピングセンター内の巡回
最初は、青少年のい集や暴走行為の阻止を目的に西大津駅のロータリーをパトロールすることから始め、自治会員5名程で月に2回の頻度で巡回をしていました。そして、落書き消しなど防犯に関係すると考えられる活動を、気付いたことから取り組んでいきました。
現在は、協議会メンバー15名前後と各自治会からの参加者が一緒になって活動を行っており、コンビニエンスストアなど町の各所に防犯カメラを設置したり、ショッピングセンター内の巡回や危険地域をマップにまとめた防犯マップの作成など多様な活動を実施しています。また、住民によるパトロールは、警察の保安犬や青色回転灯付き防犯カーを取り入れるまでに発展しています。
西大津駅周辺防犯推進協議会は、国や県から指導されてつくられた組織ではなく、目の前の問題を解決するために独自にスタートし、発展してきた組織です。また、我々の活動は割れ窓理論(※2)の阻止が目的であり、犯罪行為や青少年の非行に対して常に抑止し続けることが大切だと考えています。また、協議会のメンバーや活動への参加者は防犯活動に従事している訳ではありませんので、活動の時間には制限があります。そのため、考えた事はスピーディーに行動に移し、物事をできるだけ早く解決しなければなりません。
我々がこれまで多様な活動を行えてきたのは、当協議会が地域から独自に生まれた組織として、自主的にかつスピーディーに行動することができた結果だと思います。また、西大津地域の住民の方々が協力し合い、防犯活動に興味を持っていただけたことが大きな要因だと思います |