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綾羽工業株式会社 湖東工場 アヤハグループ情報目次へ
湖東工場は、省エネ活動の取り組みが社外からも高く評価されています。
2011年1月18日(火)にマイドームおおさかで開かれた省エネフェア2011では、湖東工場の取り組み事例をプレゼンテーションする機会もありました。
今回は、福地工場長、馬場前工場長、プレゼンテーションをした松下さんにお話しを伺いました。
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左:福地工場長 中:松下さん
右:馬場前工場長
湖東工場での省エネ活動の取り組みの経緯を教えてください。
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全社員が携帯するEMSカード

馬場 省エネ活動のはじまりは1973年の第1次オイルショックがきっかけでした。原油価格の高騰により、日本中で節電が行われました。当時は環境保全を目的とした活動ではなく、コストの削減を目的としていました。当工場では、経営効率化運動(KK運動)の一環として、照明スイッチの改善により、電気代の節約に取り組みました。その後、節電器を設置したり、センサーや断熱材の使用による空調使用の抑制、織機などの製造機械の改造など、さまざまな電力削減策を行ってきました。

福地 湖東工場では2008年3月にISO14001を取得した際に、EMSカードを作成しました。EMSカードは、各個人が取り組むべき具体的な省エネ課題を書き、常に携帯するカードです。毎年、全従業員が課題を設定することで、省エネに対する意識 の浸透に繋がっています。また、工場内の掲示板に全員分を掲示しており、省エネへの意識を保つ工夫をしています。現在では、電力、材料、産業廃棄物の削減を主なテーマとして、EMSカードの活動を基礎に省エネ活動をしています。

※EMS(Environmental Management System)…環境マネジメントシステム

EMSカードの他に、省エネに対する意識を継続させている方法はありますか?

福地 湖東工場では、毎年2回、小集団活動の発表会を行っています。松下君には、その場を利用して、パワーポイントを使った分かりやすい省エネの勉強会の講師をしてもらっています。全国的にも、小集団活動で省エネを取り上げている会社は珍しいと思います。

松下 省エネという言葉は漠然とした表現だと思います。そこで、実例を挙げることで、具体的なイメージをもってもらい、省エネを身近なものとして捉えてもらうように工夫をしています。漠然と「電力の使用を控えます」ではなく、「エアコンの設定温度を守ります」や「不要な照明は消灯します」といった 身近で具体的な方法での説明を心掛けています。また、取り組んでいる省エネ活動の結果を数値化して、従業員間で共有しています。目標に対して、結果はどうなったのかを数値で表すことで、自分達の取り組みの成果を実感できます。その成果を共有することで、次の目標に向けて、足並みを揃えることができます。

馬場 昨年2月に省エネ法(正式名:エネルギーの使用の合理化に関する法律)の指定工場の調査があった際、省エネ推進委員会を設置しました。工場長を委員長として、各課長・係長クラスの従業員で構成されています。毎月1回、委員会を開催して、省エネ目標の達成状況の報告等を行っています。ここでも、目標と結果の共有を行っています。

省エネ活動に対して、社外からはどのような評価を得ていますか?
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エネルギー管理指定工場の現地調査での結果
福地 省エネ法のエネルギー管理指定工場の現地調査で、100点満点中99.8点を取りました。これは、省エネに対する管理標準書(省エネのマニュアル)を作成し、その通りに運営されているかを採点するものです。かなりの高得点ということで、近畿経済産業局から注目され、省エネ活動について省エネフェア2011でのプレゼンテーションを依頼されました。

松下 当日は、120名のスペースに180名の聴講希望者が集まりました。非常に熱心に聴いていただき、湖東工場での取り組みを多くの方にお伝えできたと思います。

福地 他には、2010年6月に、第1回しが低炭素リーダー賞を受賞しました。これは、制御設備の導入により、排出二酸化炭素量の削減活動が評価されたものです。このように評価をいただけるのは、馬場さんを含め、先輩方が知恵を絞って取り組んでこられた基礎力があるからだと思います。省エネに限らず、継続して努力をしていく体質は、一朝一夕に作れることではありません。

馬場 努力を継続するためには、そのための環境が必要です。継続して努力できる体質は、そのような環境づくりが上手くできている証拠だと思います。

松下 私も、そのような環境づくりを心がけています。たとえば、標準書の書式を統一させる工夫をしています。ISO14001の取得をした際、既 に取得していたISO9001の標準書をリンクさせました。なるべくマニュアルは少ない方がいいと思います。また、省エネ目標は達成可能なものにすることです。無理な目標は、管理者に過度な負担がかかり、逆に浪費につながる可能性があります。

今後の抱負を教えてください。
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馬場 技術の進化により、今までの常識が覆ることが多くあります。今までの積み重ねを大事にしつつ、新しいことには常に挑戦していきたいと思います。

松下 エネルギー管理士に合格できましたので、これを土台に、見識を深めていきたいと思います。また、さらにコンサルタントや監査人とのネットワークを活用して、もっと視野を広げていきます。

福地 省エネなどの環境問題への対応は、今後も終わることがありません。また、グローバル化などの経済環境の変化で、競合相手が増えることが予想されます。環境問題への取り組みを前向きに捉えて、競争力の強化につながるように、努力を継続していきます。

(2011年2月取材)
※このコーナーの情報は取材時点での内容となります。あらかじめご了承ください。
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