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綾羽工業(株) 高島工場 合成材部 職場訪問目次へ
合成材部の鈴木課長にガラス繊維とウレタン樹脂を使用して製造される合成木材(枕木)についてお話を伺いました。
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下の列右から2人目が鈴木課長

下の列右から2人目が鈴木課長
合成木材(枕木)を製造することになった経緯
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完成した合成枕木
鉄道用枕木になる材料は通常、天然木材やコンクリートを使用します。コンクリートは主にレールの直線部分に使用され、分岐部分や橋枕木はそれぞれ長さや厚みが異なるため、コンクリートを使うと型枠の作成から始めるので手間がかかります。従って分岐部分や橋枕木は天然木材が使用されてきました。天然木材は耐用年数が10〜14年と短く、腐食しや すい欠点があり、また、世界中の鉄道が熱帯雨林の巨木に頼っている現代では、森林伐採や防腐剤の使用が環境に悪影響を及ぼすため、合成枕木の開発が行われました。
最初に開発されたのは旧国鉄時代で、製造特許権を取得し1社の独占販売のため高価なものでした。そこで東日本旅客鉄道(株)様(JR東日本様)から、2社目として弊社に製造販売要請がありました。そこで1997年から試作品生産に取り組み、鉄道総合技術研究所様(JR総研様)での1年がかりの性能評価試験で鉄道用枕木として50年以上の耐用年数があると認定され(1999年1月認定取得)、同年4月より製造販売を開始しました。
合成枕木の製造工程を説明いたします
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注文のサイズにカット
1500〜1600本のガラス繊維を一ヶ所に集め、自己発泡し膨張する特性のあるウレタン樹脂をかけます。それを20mもの長さのある成形機で圧縮しながら成形します。成形品は受注本数及び規格長さに設定した大型カッターで切断して研削機で削り、形を整えます。
標準仕様の枕木は成形機から出てきたものを2枚重ねる接着工程を経て、再度研削機にかけ、塗装後『綾羽』の刻印を押して納品となります。
この作業は9名の従業員が行っており、各自が各工程を行える技術を身に付けて、短納期の受注にも対応できるようにしています。

合成木材の納品先と用途開発

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ガラス繊維
枕木用途としてJR各社様をはじめ、関西私鉄様を中心に全国各地の私鉄様、公営地下鉄様に納品しています。また国内に留まらず海外鉄道向けにも一部納品しています。また、合成木材は天然木材より強度があり、腐食しにくい特性がありながらも重さは天然木材並みなので、枕木以外に水処理場で使用されるフタ、堰止板、整流板等の材料としても用途開発を行っています。
これからの課題として考えていること
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研削機にかけられる前の合成枕木
課題としていることは、営業と製造が一体となって無駄無理をなくして、目標生産量の確保や生産効率化をより一層強化していくことです。品質については「なぜ?なぜ?」の繰り返しで積極的に職場内の色々な改善を進めていかなくてはならないと考えています。現在、受注体制は枕木中心となっていますが、受注の増減が激しいことから、枕木以外の用途開発を進めているところです。天然木材に比べると高価な合成木材ですが、長期使用が可能なことから保守メンテナンス費が削減できますので、今後も合成木材の用途開発を積極的に進めていきたいと考えています。
(2005年11月取材)
※このコーナーの情報は取材時点での内容となります。あらかじめご了承ください。
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